JR西日本 207系1000番台 神ホシ T+S編成

2004年2月:南多摩鉄道研究所配置
改造種車 TOMIX製JR207系1000番台通勤電車(旧製品)
       バンダイ製Bトレインショーティ207系
207系1000番台は片福連絡線(現 JR東西線)乗り入れ車両として開発された0番台のマイナーチェンジ車として1994年に登場。動力方式を1M方式にしたため、クモハ、サハといった0番台にはなかった形式が存在する点や、湖西線での運用を考慮しスノープロウが取り付けられている点である。

登場時は東海道・山陽本線や福知山線で使われていたが、JR東西線開通に伴い学園都市線でも走るようになった。登場当初はパンタグラフが1両当たり1基搭載されていたが、JR東西線開通時には2基になっている。

なにげに製品そのまんまの1000番台が、当研究所の207系としては最後の配備となります。
といっても、本当に製品そのまんまではないですけど。

付属3連のクモハは余剰となったモハ207−1000に
Bトレ前面を接合する事で誕生した先頭化改造車になっております。
まあ、微妙に顔つきが違うんですが、中間封じ込めという事で気にしない気にしない…

Bトレインショーティの車体は前面と、側面の乗務員扉までを必要とし、画像のように赤線にそって切断する。
緑線は先頭改造車の増備車の工法で、側面は乗務員扉のみを必要としている。

もちろん切断は組み立て前にする事。
てか、組み立てなくて良し。
先頭化改造するモハ207−1000はBトレ前面、及び乗務員扉部分が収まるように妻面の配管モールドが無い方を、画像のように赤線に沿って切断。
緑線は増備車による乗務員扉のみ必要とした場合の工法による切断線である。

切断は屋根と車体を別々にしてからそれぞれ切断した方が良い。
現物あわせで接合後、車体帯、ドア縁をマスキングし、GMアルミシルバーを塗装。
床下は、前面とスカートが収まるように短縮。画像奥が未加工状態、画像手前が加工後である。
前面になる方のカプラーは密連型TNカプラーに換装してある。
スカートを取り付けた図。
スカートはBトレインショーティのものを加工して使用。
屋上のアンテナ類もBトレインショーティの流用である。
オーバスケールとなるものもあるが、それでも気にならない程度である。
屋根、車体、床下を組み立てた図。
2004年2月まではこの状態で完成としていた。

前面の行先表示が、前面の塗装によって表現が不可能だが、中間封じ込め仕様ということを考慮すれば問題ないかと思われる。

これは、なんとか前面の行先表示が表現できないだろうかと考え、前面行先表示部の黒色塗装を薄め液で落とし、すりガラス状となった部分をコンパウンドで磨いたものである。
先頭改造車にはライトユニットが無いため、行先表示パーツを車体の裏側に直接貼り付けている。
前面の行先表示を実現した図。
このようにして見てみると製品と大して差が無いように見える。
製作中の先頭改造車の増備車。

側面のBトレ流用部分を乗務員扉のみとしたことで、矢印部分の切り継ぎが無くなり、よりきれいな接合を実現している。
サハ207−1000は、コンプレッサを搭載していない付随車として登場時に6連に組み込まれていたが、現在は3連に組み込まれている。

このサハ207−1000を再現するため、コンプレッサを始めとする付帯機器を撤去。
サハ207−1000(上)と製品のサハ207−1100(下)を比較。

コンプレッサ等が無いので、サハ207−1000の床下はすっきりしている。

クモハ207−1000
(画像は先頭改造車)

改造種車
モハ207−1000
モハ207−1000

本形式は無改造
サハ207−1000

改造種車
サハ207−1100
サハ207−1100

本形式は無改造
クハ206−1000

本形式は無改造

おまけ

床下機器等、ディティールUPさせたBトレ207系


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